審査で入居
保証のところで、審査のことについて、少し触れています。
ローンであれば、信用審査があるように、今の時代では、賃貸物件の入居の際にも、きちんと審査が行われるようになっています。
これに通らなければ、該当の賃貸物件に住むことはできなくなります。
そんな入居審査は、概ねローンの信用審査と似ています。
収入はどうか、あるいは、資産があるのが、さらには、どこに勤め、何をしているのかを確認されるようです。
カードローンなどの小口融資では、新貸金業法が適用されるものがありますが、総量規制があるため、年収の3分の1以上は、ローンに割り当てることはできません。
実は、家賃の基準も、それと同様なようです。
すなわち、家賃の年額が年収の3分の1を超えるようであれば、入居審査に通らないということです。
しかし、それでは、賃借人も、また、賃貸人も、どちらにも有益にならない場合があります。
このため、資産が十分であれば、少し足りない収入でも、審査に通るようです。
たとえば、貯金が数百万円などあれば、概ね問題ないようです。
ただし、これも、賃貸物件次第です。
たとえば、年収が100万円程度で、貯金が300万円あったとしても、月の家賃が20万円のところでは、少々難しい点があることは、ご承知いただけることでしょう。
いずれにせよ、賃貸人にとっては、家賃は収入でもあり、きちんと支払ってもらうことが、重要でもあります。
このため、もしもの際には、確実に家賃が取れるように、保証代行会社を通り賃貸人もいるようです。
そういう物件では、入居審査とともに、保証代行会社の審査も実施されるようです。