不動産屋の収益方法
物件を見つける際、購入でも、あるいは、賃貸でも、不動産屋と関わることは、自明のことです。
多数の物件情報を抱え、それを公開することで、顧客を集めているとも言えるでしょう。
それが不動産屋の主要業務であり、メインビジネスとも言えます。
また、こういう仲介をビジネスとしているからには、収益性があるからこそ、成り立つとも言えます。
それが仲介手数料とも言えます。
賃貸物件での契約の際、前家賃や敷金などと共に、仲介手数料も支払います。
一般的には、家賃一か月ないしは二か月分です。
したがって、家賃が高ければ、それだけ仲介手数料も高くなります。
この点を十分注意しておくことが大事でしょう。
また、不動産屋は、許可を必要としています。
その条件の中には、宅建資格者がいることが前提となっています。
大きな会社であれば、5人に1人の割合で、宅建資格者がいることになっています。
小さな会社、あるいは、地元を基盤とした不動産屋であれば、社長のみが宅建資格者というケースもあります。
宅建資格者には、重要事項の説明義務などがあり、独占業務ともなっています。
もし賃貸契約の際に、こういう重要事項に関する説明などがなければ、思い切って断ることも、大事なことかもしれません。
なお、不動産屋が、購入物件の仲介をした際も、手数料が発生します。
通常、価格の一から二割程度のお金となっています。
また、不動産屋自ら賃貸や売買を行うこともできます。
その場合には、仲介ではないので、仲介手数料が掛からないことは言うまでもないことでしょう。